これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

平衡・非平衡条件下で自己集合と形態変化をする混成ナノ化合物、ナノ構造

Mann S(2009.10)[Self-assembly and transformation of hybrid nano-objects and nanostructures under equilibrium and non-equilibrium conditions]

 

理由

Reaction-Diffusion の高被引用回数1位

 

概要

長い物質の構造化や組織化を化学的に起こるプロセスでいかにコントロールするかを理解することは物質研究で注目されている。

別々のハイブリットナノ物質と高水準ナノ構造ネットワークの合成構造に向けた平衡・非平衡のアプローチを示す。

組み込みの自己集合を起こす平衡状態と高位自己集合を起こす平衡状態の違いを調べた。

これらの方法は非平衡条件下で自己組織化媒体や反応拡散系、高位ハイブリッド構造を作るための共役中間相を用いる変形可能な自己集合を行うことが分かった。

理論的知識があることを考慮すると、これらの過程と関係がある構造の重要な要素はハイブリッドナノ物質の合理的な設計を促すガイドラインを示している。

 

印象的な図

FIG2.b ナノサイズのSiO2を閉じ込めたもの。

FIG4. タンパク質のナノ構造体

 

雑記

反応拡散がナノ物質に関与するとは思っていなかった・・。

FIG2を見て思ったけど、指紋のパターン形成とかも面白いのでは?