これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

化学油滴におけるモード切替と選択的ふるまい

Naoto Horibe; Martin M. Hanczyc  and Takashi Ikegami(2011.3)[Mode Switching and Collective Behavior in Chemical Oil Droplets]

 

理由

科学者維新塾でスピーカーをしていた堀部さんに興味を持ったので

 

概要

自律的に動くことが出来る単一化学系である水溶液中の油滴のいくつかの動的側面に注目してきた。特に、系の目立った特性である油滴の自発的なモード切替と選択的ふるまいに注目した。油滴は自発的な速度、方向、加速の時間変化によるモード切替とこのような自主的特性の結果生じる選択的ふるまいを示した。

この論文では、油滴が同じ系で同じふるまいをすること、一方、ほかのものに影響されて動作を調節することでそれらと相互作用する傾向があることを示すためにこれらの特性を定量的に測定した。

 

印象的な図

Figure.6 実験データを数理モデルで検証

 

雑記

科新塾の話は非常に面白かった。生物学者以外も分子生物学に限界をかんじてるんだなぁ