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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

急性炎症におけるインターロイキン8(IL-8)の必須の関連性

HARADA, A;...;MATSUSHIMA, K(1994.11, JOURNAL OF LEUKOCYTE BIOLOGY)[

ESSENTIAL INVOLVEMENT OF INTERLEUKIN-8 (IL-8) IN ACUTE-INFLAMMATION]

 

理由

モカイン6

 

概要

炎症部位への好中球浸潤は急性炎症の目印の一つである。局所で産生された化学遊走因子は炎症部位での浸潤を引き起こす一連の事象を調節すると考えられる。インターロイキン8(IL-8)は新しい白血球化学遊走活性化サイトカイン(ケモカイン)であり、炎症性刺激による刺激に対して様々な細胞種から産生され、白血球、生体外では特に好中球で様々な機能で働く。しかしながら、様々な炎症反応の部位で好中球を補充し、活性化する役割を示す決定的な証拠は無い。LPS誘導性の皮膚炎、LPS/IL-1誘導性関節炎、肺虚血再灌流傷害そして急性免疫複合種糸球体腎炎などの様々な種類の急性炎症反応に対して高度に特異的なIL-8抗体を投与した。抗IL-8処理はこれらの症状における好中球浸潤と同時に好中球依存的な組織障害を阻害した。これらの結果により、IL-8は好中球の補充と活性化によって急性炎症における原因として働くことが示された。

 

雑記

某映画を見て「赤いワンピースが可愛いらしく、カクテルと電気ブランを嗜み、面白いことには恥じらわず何でも挑戦してしまう黒髪の少女(CV 花澤香菜)がまさに理想の彼女であることだなぁ」としか感じられず、監督の思うツボになってしまった。