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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

植物の再生の分子メカニズム

Momoko Ikeuchi;...;Keiko Sugimoto(2019.4, Annual Review of Plant Biology)[Molecular Mechanisms of Plant Regeneration]

 

理由

研究会に来る人2

 

概要

植物は損傷に従って体細胞を再プログラム化し、新しい組織と器官を再生する。誘導刺激を受容すると、体細胞はしばしば脱分化、増殖し、そして損傷した組織を修復するためや損傷個所から新しい器官を作るために新しい運命を獲得する。損傷ストレスは転写カスケードを活性化して細胞運命の再プログラム化を促進し、新しい発生プログラムを開始する。損傷も生合成と方向性のある輸送を引き起こすことで内因性のホルモン応答も調節する。オーキシンとサイトカイニンは組織と器官の再形成における細胞の運命決定に重要な役割を果たしている。これらの植物ホルモンを細胞外に外用すると、特異的な発生プログラムの活性化を促進することで、生体外での再形成プログラムを増進する。多くの再プログラム化因子は通常の発生の間は後成的に抑制されているが、損傷ストレスやホルモン刺激によって活性化される。

 

雑記

毎日論文を訳してることを褒められた二日後から、がっつり六日分貯めこんだ