これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

急性と慢性炎症におけるサイトカイン

Carol A. Feghali;...;and Timothy M. Wright(1997.1, Frontiers in Bioscience)[CYTOKINES IN ACUTE AND CHRONIC INFLAMMATION]

 

理由

急性と慢性の炎症の違いがよく分かっていないので

 

概要

炎症は、サイトカインとして知られる分泌性ポリペプチドのグループを含む多様な溶解性因子によって調節される。炎症性サイトカインは2つのグループに分けられる。一つは急性炎症に関係するもので、もう一つは慢性炎症に影響するものである。この総説では、IL-1, TNF-alpha, IL-6, IL-11, IL-8とその他のサイトカインとG-CSFによる急性炎症の役割を記述する。さらに、慢性炎症におけるサイトカインの関与も記述する。後半のグループは、さらにIL-4, IL-5, IL-6, IL-7, and IL-13などの液性反応を調節しているサイトカインと、IL-1, IL-2, IL-3, IL-4, IL-7, IL-9, IL-10, IL-12, インターフェロン、トランスフォーミング増殖因子β、そして腫瘍壊死因子TNF-alphaとβなどの細胞反応を調節しているサイトカインに分けられる。IL-1のように、急性と慢性の炎症の両方にかなり貢献しているものもある。この総説は、記述されたサイトカインの炎症効果の調節する細胞表面の受容体の特徴もまとめる。

 

印象的な図

Figure 2. 炎症性サイトカインの産生と標的細胞

 

雑記

家を片付けてたら、中学の時の手紙とか出てきて恥ずかしくなったりする、そんな週末