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脊椎動物における補体システムの機能と経路の進化

Miki Nakao; Tomonori Somamoto (2016.7)[The Evolution of the Immune System Conservation and Diversification]

 

理由

免疫の進化シリーズ 第6弾

 

概要

チャプター6

進化的に祖先的な補体システムは、レクチンと哺乳類の補体で知られる代替経路の組み合わせのように見えるオプソニン系であると考えられている。祖先系は、マンノース結合型レクチン関連セリンプロテアーゼ(MASP)とB因子と相同の特異的なプロテアーゼと関連するレクチン様認識分子を備えている。このプロテアーゼはC3を炎症とオプソンの機能を持ち、初期無脊椎動物種に見られる生理活性型を分裂させる。脊椎動物においては、全ゲノムを2倍に重複させると、さらに2つの典型的なものと分解経路の反応カスケードが生じ、さらに特異的かつ効率的な活性を持つ病原体除去を持つ有顎脊椎動物になる。無脊椎動物の原型の補体から完備している系への一過的な遷移を示す分子的・機能的証拠の軌跡は、ヤツメウナギのような現存の有顎類種に見られる。真骨類に特異的な補体成分アイソフォームの驚くべき多様性を、進化的また機能的観点から議論する。

 

雑記

9月に国際シンポジウムがある先輩とラボ内で英語部を立ち上げました。