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2つの異なる免疫遺伝子ファミリーにおける遺伝子多様性のゲノム不安定性と共有メカニズム

Matan Oren; Megan A. Barela Hudgell; Preethi Golconda; Cheng Man Lun L; Courtney Smith(2016.7)[The Evolution of the Immune System Conservation and Diversification]

 

理由

免疫の進化シリーズ 第12弾

 

概要
チャプター12

体細胞組換えと組み立て機構を持たない動物と植物における自然免疫系は、普遍的な病原体関連分子パターンを標的にし、病原体作用活性を監視するような病原体認識タンパク質を指定する多数の限定され準備された遺伝子に頼っている。病原体のさらに拡大する多様性と病毒性に付いていくために、宿主メカニズムは免疫遺伝子がある遺伝子領域の多様性を促進するような選択を通じて進化してきた。ここでは、2つの遺伝子ファミリーの構造と可能な遺伝子多様性メカニズムをまとめ、比較する。その2つの遺伝子は高等植物における塩基結合部位ロイシンリッチリピート(NBS-LRR)とウニの185/333遺伝子である。これら2つの遺伝子ファミリーは異なる2つの界からの生物に存在し、それらの量や構造、機能は全く異なる。それにも関わらず、これらの遺伝子はいくつかの基本的なゲノム多様性戦略を共有しており、これは収斂的な進化推進力の結果であるかもしれない。

 

雑記

三連休、一瞬で溶けた