これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

炎症性の表皮様皮疹を示す若年性皮膚筋炎の症例:新しい皮膚のBlaschko線に沿って生じる帯状皮膚病変の症状か?

Yuji Takahashi;...;Masahito Tarutani;...;Ichiro Katayama(2010, Allergology International)[Case of Juvenile DermatomyositisManifesting Inflammatory EpidermalNevus-Like Skin Lesions:Unrecognized CutaneousManifestation of Blaschkitis?]

 

理由

皮膚科学授業教員3

 

概要

背景:若年性皮膚筋炎は、主に筋肉と皮膚に影響を及ぼす重篤になりえ、かつ稀な自己免疫疾患である。この症状の診断の確立において、皮膚の特徴は有用である。

症例の概要:右大腿の裏に表皮神経様皮疹を示す8歳の男児の若年性皮膚筋炎を報告する。手のゴットロン徴候やまぶたのヘリオトロープ疹そして背中に多形皮膚萎縮症様疹などの特徴的な皮膚変化を確認した。筋生検とMRI所見と典型的な皮膚症状から若年性皮膚筋炎と診断した。しかしながら、この症例においてブラーシュコ線に沿う獲得炎症皮膚筋炎である表皮神経様皮疹は文献でほとんど報告されていない。

議論:この症例を報告し、若年性皮膚筋炎におけるブラーシュコ病様の稀な皮膚症状の病理と意義について議論する。

 

雑記

症例レポートって、普通のお医者さんたちはどの程の頻度と注目度で読むんだろう・・・?これは果たして論文なのか?