これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

常在細菌叢による自然免疫と獲得免疫の制御

IreneJarchum;Eric G Pamer (2011.6, Current Opinion in Immunology)[Regulation of innate and adaptive immunity by the commensal microbiota]

 

理由

皮膚の常在細菌と免疫の影響を調べていたので

 

概要

腸管の微生物叢は哺乳類の健康に必須である。微生物と宿主の間の相互作用は免疫の恒常性を設立し、維持し、病原体に対する保護的な免疫反応を可能にし、一方で無害な常在細菌叢に対する反対の免疫反応を阻害する。セグメント細菌やクロストリジウム種、バクテロイデス・フラギリスのような特異的なバクテリアは、腸の免疫恒常性する重要な原因である。腸内細菌と免疫系の間の細胞分子相互作用は急速に理解されている。ここでは、粘膜免疫系を形作り、有効な細菌を寛容する一方で感染を防ぐ保護防御を作る微生物集団の理解の進歩をまとめる。

 

雑記

皮膚免疫だと思って読み始めたら粘膜免疫なこと、あるよねー