これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

右利きのヘビ:機能特化の非対称性の収束進化

Masaki Hoso;...;Michio Hori(2007.2, Biology Letters)[Right-handed snakes: convergent evolution of asymmetry for functional specialization]

 

理由

昔どこかで読んだ論文

 

概要

多様な動物に見られる外部の非対称性は、環境要件を満たす重要な機能を生み出す。カタツムリを食べる節足動物のなかには、採餌効率にための給水装置における方向の非対称性を示す、なぜなら右巻き(時計回り)の種類がカタツムリのなかでかなり優勢であるからである。ここでは、カタツムリを食べる脊椎動物の歯列における方向性の非対称性の収束を示す。カタツムリを食べないヘビを除いたサブファミリーPareatinaeのヘビが左より右の下あごの歯が多いことを見つけた。採餌実験において、カタツムリを食べるPareas iwasakii は、左側の体の下あごの収縮は少なく、右側の体の収縮は速い。ヘビは捕食の時行動の非対称性によって、左巻きのカタツムリは保持できなかったり、落としたりする。結果によって、歯列の対称性の破れはヘビの捕食に特異的な環境ニッチを開ける重要な革命が示された。

 

雑記

こういうの、おもしろいよね