これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

相互作用する化学フロントによるパタン形成

Kyoung J. Lee;...;Harry L. Swinney(1993.7, Science)[Pattern Formation by Interacting Chemical Fronts]

 

理由

ここしばらくの教科書に載ってた参考文献

 

概要

連続的な供給のある薄いゲル層における双安定な化学反応での実験によって、時空間パターンの新しいタイプが明らかになった。これは、臨界距離(典型的には0.4ミリメートル)に達するまで一定の速度でフロントが拡大し続ける。この結果生じる漸近的な状態は、六角形や正方形や多くの非平衡系において観察される縞のような規則的なパターンと比較して非常に不規則な定常パターンである。観察されるパターンは、自発的な対称性の乱れではなく有限に拡張される摂動によって開始される。

 

印象的な図

Fig1 パターン形成の時間変化

 

雑記

人が亡くなることで医学が進む、悲しみで泣いていても医学は進まない