これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

インド西部のラージャスターンにおける季節的な豊富性に関する特殊性を持つクモの巣のパターンと構造の研究

Krishna Kant Lawania and Priyanka Mathur(2015.11, IOSR Journal of Environmental Science, Toxicology and Food Technology)[Study On The Pattern And Archetecture Of Spider’s Web With Special Reference To Seasonal Abundance In Eastern Region Of
Rajasthan, India]

 

理由

セミナーでクモの話が出てるときに見つけたやつ

 

概要

幾何的に正確な網を構築するその特異的な織技術によって、クモは動物学者を特に惹きつけてきた。蜘蛛の網を居る習性は特異的である、なぜならその他の昆虫(カイコなど)は絹を生み出すが、絹紡績や網織の生存的価値はまだ他の観察者によって見つかっていないためである。蜘蛛の網構築能力によって、クモは一般的に織工もしくは非織工と考えられている。この論文では、東のラージャスターン州に住むクモの多様性と分布に関する網の構造とパターンを記述する。世界には3万種以上の記載された蜘蛛の種がいる。これらは網を作るものと地を歩くものの2つのカテゴリーに分けられる。網タイプのクモはクモの生活様式に完全に依存して糸を吐く。網のパターンと構造は科ごとに異なる。研究のあいだに6種類の網パターンが見つかった。すなわち、不規則な網、シート網、漏斗網、球網、一本の直線の網、ドーム型の垂直な網を2012年7月から2015年6月の間に見つけ、解析した。これらの網は紫外線光における多くの花によって反射されるパターンによく似ているパターンを生み出すと考えられる。よって、好みの種類の花を探している昆虫は紫外線によって粉飾された網を見て、罠にかかる。蜘蛛の巣は多様な形をとるが、最も一般的な形は球状である。網パターンでよく見られる順は以下の通りである。球>シート>不規則>漏斗>直線>ドーム型であった。球状とシート網はこの研究の間によく観察された。本研究では、この蜘蛛の網を張る行動とそれらの生存戦略に注目し、クモの保存に役立てる。

 

雑記

アブストに花の紫外線反射と蜘蛛の巣の関係書いてるのに本文中にほぼ記載がなさそう。。しかも本文の図はほとんど季節変動みたいなデータが多いのにそれらは一切アブストに出てこない。。。なぜ、、、