これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

ヤモリの接着メカニズムにおける毛の角度と柔軟性

Congcong Hu and P. Alex Greaney(2014.8, JOURNAL OF APPLIED PHYSICS)[Role of seta angle and flexibility in the gecko adhesion mechanism]

 

理由

twitterかなんかで見たやつ

 

概要

トカゲの観察接着の可逆的な性質を記述するためにモデルを作成する。このモデルの中心的な面は、毛が接着端において小さな動きによって接触する表面から簡単に離れることができるということである。この接触状態は非常に鋭敏であるが、それぞれの毛が傾いており、非常に柔軟であるときにときに頑健な接着を行える。"摩擦錐面"のアナロジーにおいて、"接着領域"すなわち接着を維持する通常と接線力を考慮する。結果より、この接着領域は非常に非対称であるため、水平、垂直、そして逆向きに這うことに関連する多様な荷重条件下でヤモリが接着することができる。さらに、これらの状況それそれで、脱接着への燃費が低くなる。このモデルにおいて、(ヤモリにあるような)明確に傾いた毛は、(合成的な乾燥接着に共通する)垂直に配列した線維よりも頑健な接着を与える。

 

雑記

アブストよりもこのブログの方が分かりやすかった(解説だからそれはそう)

http://scienceminestrone.blog.fc2.com/blog-entry-204.html?sp