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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

細菌の走化性における興奮と適応のモデル

Peter A. Spiro,;...;Hans G. Othmer(1997.7, PNAS)[A model of excitation and adaptation in bacterial chemotaxis]

 

理由

マレー数理生物学入門 第11章「反応拡散、走化性、非局所メカニズム」の参考文献

 

概要

手に入れやすく、シグナル伝達や興奮、適応、そして行動の変化などの刺激に対する全ての反応のように、大量の感覚系において重要である過程を含むため、細菌の化学走性は広く研究されてきた。行動における変化の定量データがこの系で入手可能であり、シグナル伝達/処理における主な生化学的段階が同定されてきた。最近の生化学データを数理モデルに組み込み、実験プロトコルで用いられるようなstep刺激とramp刺激に対する走化性タンパク質の量の変化を含む、細胞内反応の主な特徴の多くを再現できるようにした。モーターのある走化性タンパク質の相互作用はモデル化していないが、走化性タンパク質がモータータンパク質と直接相互作用するという仮定の下で、観察された増加を生み出すのに必要な協同性の程度を推定することができる。

 

雑記

すっかりこの引きこもり生活に快適さを感じてしまっているので、今更誘いを受けても「おうちでこもって仕事したい・・・」と思うようになった