これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

感染やワクチンからの免疫の漸減や上昇のモデリング

Rose-MarieCarlsson;..;GergelyRöst(2020.7, Journal of Theoretical Biology)[Modeling the waning and boosting of immunity from infection or vaccination]

 

理由

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概要

自然感染や免疫性獲得に従う免疫は、感染やワクチン接種からの時間とともに感染の感受性が高くなることを抑える可能性がある。症状と、それに付随する感染性は 残余免疫 に依存する。感受性・感染性そして症状の全てが免疫状態に応じて異なるような個人で構成される人口モデルにおいてこの現象を定量化した。さらに、接触やワクチンそして漸減率に影響する年齢もモデル化した。効果的なワクチン問題ではいつでも観察される百日咳の再発が、これらの過程から従う若い子供間での典型的な症状を減らす。一例として、1979年から1996年の休止期の後の百日咳ワクチンの再開と2007年から2014年の学生と若年層間で大量の再発が保健当局で観察されたスウェーデンの例をシミュレーションで比較する。百日咳は様々な症状を含むので、最も重度のものだけが医学的に対応され、監視がより効果的ではない最適ワクチン問題には正確なモデルが必要である。

 

雑記

近い分野の学会も一部シンポジウムがCOVIDモデルになってしまった。2月に流行りだして半年でモデル作って新しい発表として学会に出せる豪胆さは尊敬しないといけないね