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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

植物の発生中の幾何的な運河化としての葉序

Christophe Godin;..;Stéphane Douady(2020.10, Development)[Phyllotaxis as geometric canalization during plant development]

 

理由

Twitterで流れてきた

 

概要

内部や外部の変化の源が様々にあるにも関わらず、比較的頑健に生物の形が発生するのはなぜか、というのは発生生物学の基本的な問題である。答えの一部は発生拘束の考えにある。つまり、個体発生のどの段階でも、形態形成過程が制限されることで、現在の生物が作られる文脈の中で制御されている。このような一般的な拘束の一つは、生物自身の形であり、これはその最終的な形に向けて生物の発生を徐々に切り拓くものである。ここでは、植物でのこの考えを説明する。植物は側生器官によって形成される驚くべき対照的なパターン(葉序)をもつ。この仮説の記事の目的は、まず葉序の可能なまとめを提供し、植物における空間パターンは初期の器官の局所的な相互作用から徐々に切り拓かれることを議論する。器官形成の相対的な統一性は、植物全体に共通であり、フィボナッチ葉序のような特定の植物パターンの普及率を説明する。

 

印象的な図

Fig. 1. 葉序のまとめ

 

概要

パターンのある写真、見てるだけで楽しいね