これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

分子機械とシステムの微調整のモデル化のために統計的方法を使用する

Steinar Thorvaldsen; OlaHössjer(2020.9, Journal of Theoretical Biology)[Using statistical methods to model the fine-tuning of molecular machines and systems]

 

理由

JTBの最近のを読もうね

 

概要

微調整(Fine-tuning)は物理学において注目されており、ここから物理学の基本的な定数は、豊富な化学物質や生命物質の寿命の正確な値をうまく合わせられることが分かった。分子生物学の幅広い分野にはまだ応用されていない。しかしながら、この論文では例えば、生きている細胞内の機能的なタンパク質や複雑な生化学機械と細胞ネットワークのような異なるレベルで生物システムが合わせられることを議論する。この論文では、分子の微調整と、それが生物学でそのように用いられるか、また従来のダーウィン的な考えにどのような意義を唱えるかを説明する。さらに、微調整を支える統計的な方法も議論し、このような解析の枠組みを示す。

 

印象的な図

Fig. 4. タンパク複合体をグラフとして表す

 

雑記

こんな考え方もあるんだ。どう有効なのかまで読めてないけど、流行ると面白そう