これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

英国における口蹄疫流行:拡大パターンと仲介の効果

Neil M. Ferguson;...;Neil M. Ferguson(2001.5, Science)[The Foot-and-Mouth Epidemic in Great Britain: Pattern of Spread and Impact of Interventions]

 

理由

とあるセミナーで紹介されていた

 

概要

英国におけるウイルス拡大の最初2ヶ月にわたる最近の口蹄疫疾患の解析を示す。病原体のネット伝達能力と制御方法の影響の増加を、日ごとの流行の変化に沿って推定した。これらの結果を用いて、移動制限の負担前後の農場間の空間的な接触パターンの違いを捉える疾患伝達の数理モデルをパラメーター化する。このモデルを用いて、将来の発生の予測を行い、更なる制御戦略の影響を計算する。感染の疑いのある動物の屠殺を急ぐことは、流行を遅くすると予想されるが、感染中心周辺での”リング状"の除去やワクチン接種のような、より思い切った対応がより速い制御には必要である。除去はワクチン接種より効果的であると予想される。

 

雑記

これが家畜動物の話で良かったね、と思うばかり