これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

PafBC調節性反応は、抗酸菌における双安定なDNA損傷反応を感作する

Cody E.Fitz; Geralda James P.Keener(2021.1, Journal of Theoretical Biology)[The PafBC-mediated response sensitizes a bistable DNA damage response in Mycobacteria]

 

理由

JTBの新しい論文

 

概要

抗酸菌が住んでいる環境の遺伝毒性に厳しい環境のために、抗酸菌は、2つの主なDNA損傷応答、すなわちLexA/RecA-依存的な反応と新しく特徴づけられたPafBC調節性反応 (Müller et al., 2018)によって支配される複雑なDNA損傷修復システムを持つ。LexA/RecA-依存的な反応は異なる種類の最近にも見られるよく知られた双安定な反応であり、抗酸菌特異的なPafBC調節性反応はLexA/RecA-依存的な反応と相互作用し、調節する(Müller et al., 2018)。LexA/RecA-依存的な反応とPafBC調節性反応の相互作用は、数学的に特徴付けられてこなかった。我々の解析によって、PafBC調節性反応を追加することで、完全なDNA損傷反応を感作することで、活性化の閾値のDNA損傷率を効果的に下げることが出来る。

 

雑記

師走に入ってからというもの、物理的に師(ボス)が走っている