これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

興奮性媒体としての舌

Gabriel Seiden and Sofia Curland(2015.3, New Journa of Physics)[The tongue as an excitable medium]

 

理由

これもなんかの論文に引用されてた

 

概要

地図状舌(GT)は人口の約2%に影響を与える病状であり、ゆっくりした炎症の拡大によって舌の上部を覆う乳頭突起が失われるものである。結果として生じる舌の見た目は、山火事や心力学、化学的に駆動される反応拡散系と多細胞組織の形態形成のような興奮性媒体で観察されるよく知られている非平衡状態現象とかなり類似している。ここでは、GTを興奮性媒体のダイナミクスの新しい例と確認し、動的な系の視点から状況の進化を探索する。特にGTの2つの特徴的な面、傷害部位の異方的な拡大と回復領域への炎症の再侵入に注目した。この研究によって、炎症の進化に焦点を当て、GT患者に見られる特徴的なパターンに基づく状況の深刻さを分類する典型的な方法を提案する。

 

 

印象的な図

Fig1. 下のGTパターン

 

雑記

舌でもこんな螺旋パターンでるんやな