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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

好中球調節性皮膚疾患における炎症のメカニズム

Angelo V. Marzano;...;Massimo Cugno(2019.5, Front Immunol.)[Mechanisms of Inflammation in Neutrophil-Mediated Skin Diseases]

 

理由

自分の研究関連

 

概要

元々、好中球性皮膚症(NDs)と名付けられた好中球調節性皮膚疾患は、好中球の動員と活性化が変化することによる状態のグループであり、可能な内部器官が関与する多型の皮膚症状が特徴である。多くの症状がこの状況に関与するが、2つの元の形態は、壊疽性膿皮症(PG)とSweet病(SS)であり、それぞれ皮膚の潰瘍と斑点の紅斑を示す。これらは、組織炎症が繰り返し起こるという自己免疫状況の有意な重複という特徴を持つ。しかしながら、損傷や自己免疫疾患に対する適切な炎症反応に対して、識別可能な病原体や自己抗体や自己反応性リンパ球は存在しない。NDsに存在しうる単一遺伝子の自己免疫疾患の認識は、NDsにおける自己炎症に関与するいくつかの研究を導く。異なる自己炎症性遺伝子が関与する多くの変異の発見に基づいて、好中球調節性皮膚疾患は、最近、多因子自己炎症状況の分布としてみなされる。症状のメカニズムはまだ完全には解明されていないが、NDsはIL-17と他の作用分子の貢献する役割をもつインフラマソームやIL-1に主に関連する経路を調節する細胞シグナリングに関与する疾患として認識される。上記で述べた症状メカニズムの正確な解明は、異なる好中球調節性皮膚疾患の患者の治療への道を舗装する可能性がある。

 

雑記

整体行ったら痛すぎて左肩なくなったかと思った