これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

自己分泌された唾液による鳥の泥の巣

Yeonsu Jung;...;Ho-Young Kim(2021.1, PNAS)[Avian mud nest architecture by self-secreted saliva]

 

理由

ラボSlackに流れてきたやつ

 

概要

ツバメ(Hirundinidae)やフィービー(Sayornis)によって建造される泥の巣は、崖や壁、天井に接着する安定な粒の山である。これらの鳥は、非粘着性の泥の粒と唾液を混ぜる様子が観察されたが、このような生体高分子溶液が、巣自身と同様に巣の居住者の重みを支えるのに十分な強さを持つ巣をどのように提供するかはまだ解明されていない。ここでは、自然の巣と人工的な巣の両方において理論解析と実験測定を通じて、鳥の巣の粘性ペーストによる粒の強い接着のメカニズムを解明する。泥の巣の建造のメカニズムを考える我々の数理モデルによって、全ての種類の泥の巣の鳥が軽量化すべきであるという生物学的観察の説明が可能になる。

 

雑記

古着屋にて、謎のスウェットおじさんが女性用のセーターなり春物なりをめちゃめちゃ触って吟味しており、新たな需要と供給の現場を目の当たりにした