これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

恒常的な上皮幹細胞の自己更新は局所的な分化によって駆動される

Kailin R.Mesa;...;Valentina Greco(2018.11, Cell Stem cell)[Homeostatic Epidermal Stem Cell Self-Renewal Is Driven by Local Differentiation]

 

理由

ラボセミナーで紹介されてた

 

概要

成体の組織の維持は、常在する幹細胞集団の活性の持続に依存するが、恒常性の間における幹細胞の自己更新を制御するメカニズムの大部分が未知である。生体マウスの広い領域におけるすべての上皮幹細胞の活性を捉えるイメージングと追跡方法を用いて、自己更新が1,2日のタイムラグで上皮分化を局所的に協調していることを示す。恒常的な状態と実験的な摂動の両方において、単一の幹細胞の分化は直接隣の分裂に従うが、逆は成り立たないことを発見した。最後に、幹細胞要素からの離脱は、隣の幹細胞の自己更新を駆動するのに十分であることを発見した。合わせると、これらの発見から上皮幹細胞自己更新は恒常性の構成的に駆動するものではないことが確立した。実際に、これは組織の要求を正確に合わせ、隣の細胞の分化に直接反応する。

 

雑記

お菓子を入れてたボックスを下に置き、目線の高さにPC画面をもってきたところ、凄く体勢が楽