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局所炎症と癌に対する任務部隊:皮膚に追従するものと皮膚内にいるリンパ球

Fanny Lafouresse and Joanna R. Groom(2018.10, Front. Immunol.,)[A Task Force Against Local Inflammation and Cancer: Lymphocyte Trafficking to and Within the Skin]

 

理由

自分の研究関連

 

概要

皮膚は、常在の炎症性と記憶性のリンパ球集団で構成される免疫監視機構に特化した場所である。T細胞、B細胞そしてILCsの進入と保持は厳密に制御され、病原体や炎症そして腫瘍細胞の検出を促進する。皮膚内における個々や複数の集団の欠損は、腫瘍成長や拡大に対する耐久力を落とし、感受性を増加させる可能性がある。研究によって、定常状態と、ウイルス侵入やアトピーそして自己免疫炎症のような炎症状況における皮膚T細胞とILCsの役割の理解がかなり進歩した。これらの研究によって生まれた知識は、初期悪性腫瘍で追跡し、腫瘍免疫体制のメカニズムを解明する免疫細胞の理解と、免疫治療の促進のために利益をもたらす可能性がある。この総説では、定常状態と免疫状況と腫瘍における皮膚のT細胞、B細胞そしてILCsに注目する。特に、皮膚に追従するものと皮膚内にいる細胞を制御する主要なケモカインと接着分子を詳細に説明する。これはリンパ球のチームを誘導する腫瘍を促進する治療方法を与える可能性がある。

 

 

 

 

 

雑記

久々に作業場所を変えると気分転換に良い