自己組織的な合成形態形成リポソームは、局所光刺激に対する形の変化に応答する

Konstantin Gavriljuk;...;Philippe I. H. Bastiaens(2021.3, Nature Communications)[A self-organized synthetic morphogenic liposome responds with shape changes to local light cues]

理由

ラボSlackだったはず

概要

細胞外シグナルを細胞骨格変化に変換することが出来る人工前細胞を再構成することで、細胞シグナル伝達における非平衡現象が形態形成にどのように影響するのかの基本原理を解明できる。ここでは、動的微小管(MT)星状体とGTP/ATP化学ポテンシャルによって駆動される光誘導性シグナリング系を細胞サイズのリポソームに組み込むことで、合成形態形成膜システム(SynMMS)を作成した。モルフォゲンと同様に光刺激に応答することで、この生体模倣設計は、細胞内MT制御性シグナル勾配を生み出す局所的なRho-GTPaseシグナル伝達の基本原理を具体化する。光誘導性シグナルによって、膜近位のチューブリン濃度を動的に上昇させることでMT-フィラメントの膜変形成長を促進する。この結果の膜変形によって、シグナル系のあるMT星状体の再帰的な共役が可能になる。これは、前の形に依存する局所的な外部刺激に向けて再組織化する全体的な自己組織形態を生み出す。したがって、SynMMSは自己組織的な細胞形態形成の生物由来の工学に向けた段階を重要化する。

雑記

今朝の夢はストーカーにもらった寿司を玄関先から投げ捨てる夢でした。フロイト先生助けてください