イメージング無しの分子トモグラフィーによる空間組織プロファイル
Halima Hannah Schede;...;Gioele La Manno(2021.4, Nature Biotechnology)[Spatial tissue profiling by imaging-free molecular tomography]
理由
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概要
空間解像度のオミックスプロファイルのために、いくつかの技術が最近開発されている。しかし、それぞれの新しい方法には、特定の検出戦略や特殊な器具の準備が必要になる。ここでは、連続した画像再構成を可能にする方法で薄い薄片にサンプルを切ることで、組織内での大量読み出しを局所化するような、イメージング無しの枠組みを示す。この枠組みを実装して、少ない入力のRNAシークエンスのプロトコルを、イメージングの無い空間のトランスクリプトーム技術(STAR-seq)に変換した。これをマウスの脳の空間トランスクリプトームのプロファイルによって実証した。この技術をオーストラリアのアゴヒゲトカゲPogona vitticepsの脳に応用した。結果から、このトカゲの終脳の分子的解剖から、爬虫類の脳外皮と外套下部の驚くべき区分化の証拠が得られた。ここから、STRP-seqが幅広いオミックス技術からの空間的なデータを得るのに用いられることを期待する。
雑記
こんなに天気がいいのに、なんで家にいなきゃいけないのか