これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

パスタの変形とその先

Ye Tao;..;Lining Yao(2021.5, Science Advances)[Morphing pasta and beyond]

 

理由

Twitterで流れてきた

 

概要

モーフィング構造(変形する構造)は、構造的な異方性や組成の不均一性を利用して、平らなシートに応力を導入して設計されることが多い。ここでは、パラメトリック曲面のねじれを持つ構造における一過的な変形効果を可能にする、単純かつ統一的な拡散に基づくメカニズムを発見する。これは、単一の物質で実現し、コストの低い生産方法(例えば、絞り、成型、そして鋳造)の方法で製造できる。定量的な実験と複数の物理シミュレーションから、パラメトリック曲面のねじれは、一過的な非対称な膨張と収縮を誘導しうる。そして平面の物質を設計された3次元形態へ変形できることを示す。ねじれパターンを調節することで、0(螺旋)と非0(サドル)のガウス曲面の両方を達成できる。このメカニズムによって、特定の食品製造過程の効率が増進される。さらに例えば、包装における空間を減らすような平面梱包が可能な変形パスタの作成によって、食品の持続的な梱包を促進できる。

 

印象的な図

Fig6. 調理前後の異なる変形パスタの形の設計と実験、シミュレーション

 

雑記

今日のお昼はパスタにしよう