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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

胚形成における円状パタン形成の収縮-反応-拡散モデル

Tiankai Zhao,;...;Hongyan Yuan(2021.5, bioRxiv)[A contraction-reaction-diffusion model for circular pattern formation in embryogenesis]

 

理由

ラボSlackだっけ?

 

概要

反応拡散モデルは、発生生物学におけるパタン形成を理解するのに広く用いられてきた。最近では、幾何的に閉じ込められた多能性幹細胞を用いて、ヒトの初期発生イベントを模倣する細胞運命パターニングのモデル化にも応用されてきた。しかしながら、従来の反応拡散方程式は、多様な細胞種の多重の円分布を満足に説明することはできなかったので、円状のドメインであっても円パターンを生み出さない。リングパターンを生む従来の数理モデルにおいて、生物物理的な理解が欠けている特定の条件が反応拡散モデルで考えられてきた。ここでは、円パターンが従来の反応拡散モデルに物理生物要因を組み合わせた結果であるという仮説を立てた。この2つの共役方法を提案する。1つは組織の張力依存的な拡散流入、もう一つはシグナル分子の牽引応力依存的な活性化である。弾性方程式に反応拡散方程式に組み合わせることで、収縮-反応-拡散モデルが自然に円パターンを生むことを計算機的に示す。

 

雑記

そろそろ1000記事行くけど、どうしよう。その後もダラダラ続けるか