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全身性エリテマトーデスの診断のきっかけと最初の所見としての中毒性表皮壊死症様皮膚発疹:症例報告

Zargham H;...;Nguyen KH.(2020.7, SAGE Open Med Case Rep.)[A case of toxic epidermal necrosis-like cutaneous eruption as the first manifestation and clue to the diagnosis of systemic lupus erythematosus: A case report.]

 

理由

自分の研究関連

 

概要

胴と四肢に広く広がる侵食性の発疹を示す61歳女性の稀な症例を示す。皮疹は、中毒性表皮壊死症と組織学的に対応していたが、臨床的に患者は血行動態的に安定しており、粘膜病変もなく、関連する病歴や有害になりうる治療歴も無かった。さらなる調査により、症状の最初の所見である中毒性表皮壊死症様の発疹を持つ全身性エリテマトーデスの新しい診断が解明された。この症例から、急性の広範囲にわたる表皮の裂け目を示す患者において、アポトーシス性の汎表皮剥離の急性症状のスペクトラムを参考にして、鑑別診断を広げることの重要性が明らかになった。

 

印象的な図

Fig1. 最初の所見

 

雑記

長らく毎日更新を続けてまいりましたが、1000記事に達したこともあり、毎日更新目標を変更します。なるべく読めるよう頑張ります。