これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

皮膚免疫の景観:組織の内と外

Florence Abdallah;...;Chantal Pichon(2017, Mediators Inflamm.)[Skin Immune Landscape: Inside and Outside the Organism]

 

理由

博論の参考文献

 

概要

皮膚は外部攻撃や病原体から身体を守る人の体にとって必須の組織である。長年にわたり、皮膚は重要な免疫学的役割を持つことが証明された。つまり、受動的な防御バリアであるだけでなく”皮膚免疫系(SIS)"として知られる非常に精巧な複合系を構成する作用細胞や分子メディエーターのネットワークである。皮膚の免疫戦士の研究から複雑かつ動的な免疫の必須概念が与えられた。これは、皮膚内外の区画間の相互作用を通じて達成される。実際に皮膚表面には、皮膚常在細菌叢として知られる微生物が共生している。これは免疫戦士と完璧に協調して住み、上皮バリアの強度に貢献する。しかしながらストレス下では共生関係は腸内菌共生バランス失調に変化し、皮膚疾患に繋がる。一方で、皮膚細菌は免疫系に良い影響と悪い影響のどちらかを持つ。この総説では、主な細胞と分子から皮膚免疫に関する基本的な背景情報を与え、宿主防御における協調された免疫反応における微生物の影響に関する情報を与えることが目的である。

 

印象的な図

Fig.2 皮膚の解剖と細胞要素

 

雑記

この論文が一番使えるな