これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

ミノサイクリン誘導性全身性エリテマトーデスの稀な蕁麻疹様所見

Clark, A. K;...;Sivamani, R. K. (2017,  Dermatology Online Journal)[Unique urticarial presentation of minocycline-induced lupus erythematosus.]

 

理由

博論の参考文献

 

概要

ここでは、ニキビ治療のミノサイクリンを開始した1週間以内に一般的なじんましん様の発疹、頬の発疹、熱、関節痛を表す17歳の少年を示す。問診から、抗核と抗ヒスタミン抗体陽性を示した。彼の症状は、ミノサイクリンを止め、経口プレドニンの開始後にすぐ終息した。ミノサイクリン開始に関する彼の一連の症状、研究室知見、時間的関連がミノサイクリン誘導性ループスを提案すると考えられる。この症例に特異なものは、彼のじんましん所見は驚くべきものであるため、薬剤誘導性ループスを考えることなく、薬剤誘導性じんましんとして最初にみなされうることである。ミノサイクリンは皮膚科団体間でニキビ治療に広く処方されているため、この研究は皮膚科学者がミノサイクリン誘導性ループスの代替臨床所見に気づくために重要である。

 

印象的な図

Fig1. ミノサイクリン誘導性ループスのじんましん様所見。首、胸、腕、足に現れる複数の分岐する、ピンク色の非鱗片性のじんましん様の多環型の丘疹を示す患者。丘疹は胸と近位四肢に多かった。

 

雑記

誕生日っていつまで祝えばいいの?