これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

RNA輸送のための脂質ナノ粒子処方を調整する戦略としての設計による品質(QbD)と実験計画法(DOE)

Gurba-Bryśkiewicz, L.;...; Wieczorek, M. (2023.10, Biomedicines) [Quality by Design (QbD) and Design of Experiments (DOE) as a Strategy for Tuning Lipid Nanoparticle Formulations for RNA Delivery. ]

 

理由

LNPでDOEやりそうなので

 

概要

核酸の非ウイルス性輸送系開発の成功が過去数年間でかなり報告されている。RNAの輸送効率と治療効果を向上するために利用が増加しているのが脂質ナノ粒子(LNPs)である。多様かつ重要な処方パラメーターの多くは、これらのナノ処方の品質特性や効果に影響しうる。したがって、体系的な医薬品開発法(QbD)や多変数設計と統計解析(DOE)が非常に役立ち、RNA-LNPsの構成と清算の最適化に推奨される。この総説では、異なる種類のRNAの輸送を目的とした脂質ナノ粒子の開発のためのQbDとDOEの概念と応用を扱い、最新の傾向と規制要求、現在の数理統計設計法を示す最新10年間に出版された例を報告する。この総説で探索するトピックは新しいアプローチであるので、完全なQbDは数報の論文でしか述べられておらず、数報の論文だけがQbDのいくつかの側面を参照している。一方で、DOE法は最適化の研究のほとんどで用いられている。DOEにおける異なる方法やイノベーションも観察された。従来の統計解析検定やモデリング(ANOVA、回帰解析)は徐々に人工知能機械学習法に置き換えられている。

 

雑記

猫と一緒に寝るとかわいいけど、寝返りを打てないので首が痛くなる。