免疫治療中の多形紅斑患者の血清サイトカインダイナミクスの特徴

Sorokina EV;...; Khomenkov VG.(2014.1, Zh Mikrobiol Epidemiol Immunobiol. )[Features of dynamics of sera cytokines in patients with erythema multiforme during immunotherapy]

理由

多形紅斑の数理モデルを作成する参考に。

概要

目的：滲出性多形紅斑(EME)患者のサイトカインプロファイルの特徴と免疫治療中の炎症性・抗炎症性サイトカインのベースレベルのダイナミクスを研究する

材料と方法：39人の多形紅斑の成人患者を調べた。治療の違いに基づいて患者をグループ分けした。一つのグループ(14人)は基本治療の背景に対するImmunovac-VP-4を受けた。もう一つのcagocelを受けた。比較グループ(13人)は基本治療のみを受けた。健康な人のグループを15人で構成した。研究の開始と治療後にバイオソース(オーストリア)試験システムを用いて固層EIA法で血清の炎症性・抗炎症性・制御性サイトカインを患者全員分調べた。

結果：滲出性多形紅斑患者においてImmunovac-VP-4治療は血清のIFN-ganma量を有意に上昇させ、IL-1betaの上昇とIL-17の減少は有意ではなかった。一方で、cagocelはIL-4とIL-2とIFN-ganmaを上昇させ、TGF-betaとIL-12を減少させた。同時に、基本治療はIL-5の上昇させIL-6、IL-12、IFN-ganmaを減少させる。

結論：Immunovac-VP-4はTGF-betaの背景に対してIFN-ganmaとIL-1betaの分泌の増加を促進し、これによりウイルス感染に対する免疫応答における細胞の協同性の正規化を促進し、これがEME患者のトリガー因子に影響する。

雑記

湿度が高いからなのか、カレー食い放題を堪能しすぎたからなのか、体が重い。