紅色丘疹の分子メカニズム
Fernández, Tahia D;...;Blanca, Miguel(2009. Curent Opinion in Infectious Diseases)[Molecular mechanisms of maculopapular exanthema]
理由
サイトカインの濃度変化を調べてたら出てきたので
概要
この総説の目的
紅色丘疹は免疫システムを活性化できるいくつかの作因によって産生される多くの症状に共通の皮膚症状であり、その作因の最も一般的なものは薬剤とウイルスである。紅色丘疹は高頻度で見られるにも関わらず、関係する分子メカニズムの知見は不足しているままである。
最近の発見
紅色丘疹におけるサイトカインパターンには、反応を誘導するものが薬剤かウイルスかによってそれぞれTh1またはTh0パターンが起こる。さらに、前者の場合には細胞毒性能力を持つCD4 Tリンパ球の関与も見られる。CCL20やCCL27、CXCL9、CXCL10などの異なるケモカインとそれらの受容体は皮膚のホーミングにも関与しており、酸化ストレスは症状の悪化を促進する。
まとめ
これらの発見は診断評価や、診断と治療の新しい道具の発達にとても重要である可能性がある。
印象的な図
Figure 2. サイトカインの関与
紅色丘疹のある皮膚ではTNF-αが1.0E-5~1.0E-4くらいになっている。IFN-γは0.0~1.0E-6くらい。
雑記
東京行く度旨い魚の店連れてって貰えているので、大阪の方が飯がうまいというのをあまり認識しないままになっている