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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

組織形態形成の物理的メカニズムを解明する定量的方法

Gleghorn JP;..;Nelson CM.(2013.10, Curr Opin Biotechnol.)[Quantitative approaches to uncover physical mechanisms of tissue morphogenesis.] 

 

理由

実験医学数理モデル特集の第3章4. 「ライブイメージングに基づくシミュレーション解析」の参考文献

 

概要

形態形成は、組織と器官構造の創造であり、遺伝プログラムや微小環境の要因、そして細胞内相互作用によって駆動される、複雑かつ動的な一連の過程である。組織形態を生成する物理的メカニズムを解明することは、発生や疾患そして再生医療に必要な戦略を理解する鍵である。イメージング技術や遺伝子組み換え技術、レーザーアブレーションや微細加工組織モデルの発達によって、これまでにない時空間解像度で、細胞の動きや組織変形そして応力を定量的に説明することができる。これらのデータと、より複雑な物理的、数学的、そして計算機的なモデルを協調して使うことで、形態形成を駆動する物理メカニズムを解明するだろう。

 

印象的な図

Fig1. 形態的動態の定量マッピング 

 

雑記

 イメージング解析もピカピカしてて楽しそうだよね()