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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

上皮細胞はケルビンのテトラカイデカヘドロンに基づくタイトジャンクションを介して更新する

Mariko Yokouchi;...;Akiharu Kubo(2016.11, eLife)[Epidermal cell turnover across tight junctions based on Kelvin's tetrakaidecahedron cell shape]

 

理由

参考文献探してて見つけた

 

概要

多細胞組織において、細胞は、効果的に機能を与えるような内皮の平らなシートから樹状のニューロンまで多様な形を取り入れている。ここでは、タイトジャンクション(TJ)バリアの恒常性を達成させるような哺乳類上皮の角化重層上皮細胞における細胞の独特な形を解明した。詳細な細胞内3Dイメージングを用いて、TJでつながった細胞の基本形は平坦なケルビンのテトラカイデカヘドロン(f-TKD)であり、これは空間を埋めるのに最適な形であることが分かった。さらに、生体内ライブイメージングはTJでつながった細胞がTJバリアを移動させることが出来るようにするf-TKD細胞の端におけるTJの動的な転地を解明した。f-TKD細胞の更新の時空間組織化モデルを提案し、これは”形態は機能に従う"という従来の文脈において、細胞形は角化重層上皮の細胞バリア恒常性と物理的強度の基本原理を与える。

 

印象的な図

Fig4. SG2 f-TKD細胞における細胞更新とTJ転地

Fig5. f-TKD更新モデル

 

雑記

図とか動画が全部すごい