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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

熱帯の陸上カタツムリにおける対捕食者適応としての貝殻の形の多様性

Masaki Hoso* and Michio Hori(2008.10, The American Naturalist)[Divergent Shell Shape as an Antipredator Adaptation in Tropical Land Snails]

 

理由

これも面白そうだと思ったやつ

 

概要

多くの陸上カタツムリは、熱帯においておどろくほど多様な貝殻の形を示すが、これらの機能は曖昧なままである。ここでは、調節された開き口の形が、カタツムリを食べるヘビによる捕食に特異的な障害として機能することを示す。Pareas iwasakiiは陸上カタツムリを食べるために独特な方法を用いる。このヘビは下あごを交互に収縮することで開き口を通じて貝から軟体部分を引き出す。そのカタツムリSatsuma caliginosaは、カタツムリを食べるヘビの存在に関して開口部の多様性がある。この研究の実験によって、開口部のねじれが下顎の動きを阻害し、口を開ける大きさに制限がある捕食者による捕食を妨げることが示された。逆に、同族の丸い口径を持つカタツムリはヘビによる捕食から逃れられなかった。震源地の古生物地理学から、開口部の調節をもたないSatsuma caliginosa pictaは、カタツムリを食べるヘビの絶滅後に防御的な祖先から生まれたことが示された。この研究によって、カタツムリを食べるヘビが熱帯陸上カタツムリの多様性における異なる貝殻の形の原因になることが示唆されるかもしれない

 

 

雑記

絶対面白そうな画像があるだろうに、アクセスできず本文が読めない。。。