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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

ZEITLUPEは青色光においてGIGANTEAによって安定化される概日光受容体である。

Woe-Yeon Kim;...; David E. Somers(2007.8, nature)[ZEITLUPE is a circadian photoreceptor stabilized by GIGANTEA in blue light]

 

理由

植物の周期に関して知りたくなったので

 

概要

日時計は多くの重要な細胞過程の適切な位相づけるを調節するのに必須である。重要な時計因子の頑健な周期は、これらの時計調節的な出力の強い概日振動を維持するために必要である。シロイヌナズナのF-boxタンパク質ZEITLUPE (ZTL)のリズム的な発現は、中枢時計タンパク質TIMING OF CAB EXPRESSION 1 (TOC1)のプロテアソーム依存的な分解を調節することで通常の概日周期を維持するのに必要である。ZTLメッセンジャーRNAは恒常的に発現しているが、ZTLタンパク量は未知のメカニズムを通じて3倍ほど増幅して振動する。ここでは、GIGANTEA (GI)がタンパク質間の直接的な相互作用によってZTLの振動を生み出し、維持するのに必須であることを示す。GIは、まだ分子の役割が分かっていない大きい植物特異的タンパク質であり、生体内でZTLを安定化する。さらに、ZTLのアミノ終末フラビンLIGHT, OXYGEN OR VOLTAGE (LOV)ドメインを通じて、ZTL-GI相互作用は青色光によって強くかつ特異的に高められる。このドメインへの変異が起こるとZTL-GI相互作用を大きく損ない、ZTL量を著しく減少させる。特に、フラビン依存的な光化学に関連するLOVドメインにおけるC82Aは、GIが青色増幅的にZTLに結合するのを阻害する。これらのデータから、青色光受容体であるZTLが青色光増幅的なGI相互作用を通じて自身の安定性を促進することがわかった。GI転写の制御は時計によって制御されるので、結果のGIタンパク質周期がZTLタンパク質の転写語リズムを作る。このZTLの頑健な振動を作り維持するメカニズムによって、適切な時計機能に必要な高振幅のTOC1リズムが生まれる。

 

雑記

英語で研究の指導するの、ムズイ