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体と組織の形の発生

Ansa E. Cobham;...;Christen K. Mirth(2020.10, BMC Zoology)[The development of body and organ shape]

 

理由

ラボSlackに流れてきたやつ

 

概要

背景

個体は、それらの系統に特徴的かつ環境への適応に重要な体と組織の形を驚くべきほど多様で数多く示す。これらの特異的な形を獲得することは、単細胞を複雑な組織へ変形する多くの過程の協調と、上手く形成された体の中で機能できるような成長の制御に関与する。

主文

概念的に、実際にはこれらのカテゴリーは十分解明される必要はないが、体と組織の形は2つのカテゴリーに分類できる。どの組織や組織の部分が互いに関連して成長するかの延長で体の形は生まれる。相対的な組織サイズのパターンはアロメトリーを用いて特徴化される。一方で組織の形は、そのサイズを含む組織の要素部分の幾何特徴として定義される。組織の特徴化はしばしば、組織内で分布する景観として知られる相同な特徴で説明される。これらの説明は幾何形態のドメインに落とし込む。

結論

この総説では、身体や組織の形やそれぞれの根底にある発生プログラムを特徴化する方法を議論し、体と組織の形を制御するメカニズムがいつ、どのように重なるのかに注目し、将来の研究の方向性の観点を与える。

 

雑記

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