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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

2次元ドメインにおけるクロス拡散によって生じるパタン形成

Gambino, G.; Lombardo, M. C.; Sammartino, M.(2013.6)[Pattern formation driven by cross-diffusion in a 2D domain]

 

理由

"Pattern formation mathematical model"の高被引用文献のひとつ

 

概要

この研究では、非線形拡散項と競争的なロトカボルテラ動力学を持つ反応拡散系の2次元におけるパタン形成過程を調べる。線形安定性解析により、チューリング不安定性を介したクロス拡散は空間パタン形成の重要なメカニズムである。この分岐が規則的であり、鈍い非共鳴と共鳴であることを示す。複数の段階の応用について、それぞれに適した振幅方程式を得ることで、系によってうねりや四角、混合形のパターンやsupersquare(?)そして六角形のパターンを支持できた。

 

印象的な図

Fig 3.15 mixed mode pattern. ランダムな初期条件から始めても規則的なパターンができる

 

雑記

水曜日はいそがしい