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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

シンガポールでの委託皮膚診療における小児皮膚疾患の疫学

GOH, CL;AKARAPANTH, R(1994.6, PEDIATRIC DERMATOLOGY)[EPIDEMIOLOGY OF SKIN-DISEASE AMONG CHILDREN IN A REFERRAL SKIN CLINIC IN SINGAPORE]

 

理由

虫刺され4

 

概要

この後ろ向き調査では、同じ第3者委託外来診療が担当している16歳以下の皮膚疾患の小児と成人を比較した。この外来には74589人の患者が来て、うち9273人(12.4%)が小児であった。小児と成人では皮膚疾患の種類に有意な違いがあった。小児では、湿疹が最も一般的(50%)で続いてウイルス感染(7%)、細菌感染(5%)、そして虫刺され反応(5%)で成人より割合がかなり高かった。一方、尋常性ざ瘡(3%)、真菌感染(3%)そして乾癬(1.1%)の割合は成人より低かった。小児の湿疹で最も一般的なのはアトピー性湿疹に続いて内因性後足湿疹であった。皮脂欠乏性湿疹を含むアトピー性湿疹や脂漏性湿疹の小児の数は年齢とともに減少することから、これらの状況は年齢とともによくなる傾向があるといえるが、手足湿疹や貨幣状湿疹、慢性単純性苔癬を含む他の内因性湿疹は年齢とともに数が増える傾向がある。疫学データは小児の症状傾向の変化を記録し、これらのヘルスケア計画を立てるのに有用である。

 

雑記

この雑記に書くことは大抵夜中に思いつくんだけど、朝起きると結局忘れている