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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

呼吸器感染症に対する安全で効果的な鼻腔ワクチン輸送システムとしての陽イオンプルランナノゲル

Nakahashi-Ouchida R;...;Kiyono H.(2018, Hum Vaccin Immunother. )[ Cationic pullulan nanogel as a safe and effective nasal vaccine delivery system for respiratory infectious diseases.]

 

理由

免疫サマースクール復習

 

概要

呼吸器と消化器管の粘膜表面は無数の良性と病原性の抗原に継続的に晒されている。よって、これらの粘膜表面は体の他のどこよりも特異的な免疫系を備えている。この特異的なシステムは、病原体侵入の免疫監視機構と防御機構の最前線を与える。気道消化管における洗練された免疫誘導機構は、抗原特異的な液性、また細胞性免疫反応の開始において鼻咽頭と消化管関連のリンパ組織を含む粘膜関連組織に関係する。結果的に、適切なワクチン輸送がある鼻や口の免疫は粘膜と全身性の両方で保護的な免疫の開始を促進する。これにより病原体に対する二重の保護を行える。粘膜ワクチンの利点を利用するために、多様な粘膜抗原の輸送物質が発生下で存在し、陽イオン性のコレステリルグループ運搬型のプルランナノゲルが、呼吸器感染症に対する保護免疫を開始する強力なは鼻腔ワクチン輸送システムを示した。

 

雑記

太陽光が強すぎて、外歩いてると表皮細胞の細胞膜が削れていくのを感じる