これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

二相性の生物学組織における機械化学的なパターニング理論

Pierre Rechoa;...;Edouard Hannezoe(2019, PNAS)[Theory of mechanochemical patterning in biphasic biological tissues]

 

理由

これもたしかラボSlackで流れてきたやつ

 

概要

自己組織的なパターンの形成は多細胞生物の形態形成の鍵であるが、生物学的なパターン形成の包括的な理論はまだ存在しない。ここでは、パターン形成の方法を探索するために、モルフォゲンの代謝と輸送を伴う組織メカニズムを組み合わせた最小モデルを示す。細胞の分化と組織の力学に影響するモルフォゲンの反応と拡散を、多孔質弾性体の細胞ネットワークを含むある組織段階と能動的に輸送されるモルフォゲンによるフィードバックを与える浸透的な細胞外流体の組織段階の二つの多孔質弾性体のレオロジーを共役させて記述する。このモデルは、チューリングの反応拡散モデルのように、組織を不活性な単相媒体として近似する先行理論を包含するが、力学的に誘導されるクロス拡散の流れによって生じる2種の生化学的反応を介するパターン形成を可能にする重要な制限のいくつかを克服する。さらに、一つのモルフォゲンと組織的なサイズを持つ頑健なスケールのその基礎的なモードパターンを持つパターン形成を可能にする定量的に異なる移流駆動型のKeller-Segel不安定性を記述する。組織形態形成とこれらの発見の潜在的な相関について議論する。

 

雑記

整体行ったら逆に体痛くなったんだが?