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HIV感染推定の数理的方法:数学的総説

Xiaodan Sun;...;Yanni Xiao(2020.1, Theoretical Biology and Medical Modelling)[Modeling methods for estimating HIV incidence: a mathematical review]

 

理由

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概要

HIVの感染を推定することは、この感染の疫学を観察し、検査と介在キャンペーンを計画し、制御方法の効果を評価するために重要である。しかしながら、HIV感染からAIDS発症と高活性のまでには長くかつ変動的な期間が存在するため、正確な発症推定はまだ大きな課題である。疫学モデル研究において多くの推定方法が提案されており、ここではHIV発症の推定によく用いられる方法をまとめる。これらの方法の推定に必要な必須データと、利点と欠点、数学的構造と類起点と派生をまとめる。これらの方法には、典型的な逆算法、CD4+T細胞欠損に基づく方法、HIV症例報告を利用するもの、コホート研究データを利用するもの、連続もしくは横断の有病率データを用いるもの、そしてバイオマーカーの方法が含まれる。各方法の機構的特徴をまとめることで、、疫学的もしくは実験的データセットの入手生徒同時に国際的かつ地域的な特徴に依存するであろう、発症推定効果の計画の手引きが与えられる。

 

雑記

この論文の著者の2人目に入ってるのは今話題沸騰中の西浦先生です