これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

病気の香り:病気や障害に関連する人体の揮発性有機化合物

Mika Shirasu, Kazushige Touhara(2011.9, The Journal of Biochemistry)[The scent of disease: volatile organic compounds of the human body related to disease and disorder]

 

理由

動物の多様性に関するウェビナーで出てきて面白そうだったので

 

概要

多くの揮発性有機化合物(VOCs)は人体から放出され、VOCsの化合物はたいてい個人の代謝状態を反映する。よって感染症代謝性疾患にかかることで、体臭における変化をよく起こる。分析技術の最近の進歩によって、息や血、皮膚や尿由来のVOCsの素早い解析が可能になった。疾患特異的なVOCsは、感染症代謝性疾患、遺伝性疾患や他の種類の疾患の診断の匂いバイオマーカーとして用いられる可能性がある。疾患特異的なVOCs産生の根底にある病態生理学メカニズムの解明により、様々な疾患の治療のための治療法に新たな概念が与えられるかもしれない。この総説では、体由来のVOCsの科学的・臨床的側面に関する最近の知見をまとめ、匂い診断の未来の短い外観を与える。

 

雑記

[contract]が病気にかかる、って意味あるの初めて知った。この論文は暇になったらゆっくり読みたい