これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

コンピュータ断層撮影を用いた石灰化と非石灰化の軟体動物組織の3D可視化

Takenori Sasaki;...;Masato Hoshino(20188.10, Biomineralization)[3D Visualization of Calcified and Non-calcified Molluscan Tissues Using Computed Tomography]

 

理由

もうどこで見つけたかも分かんなくなった

 

概要

生物学と古生物学における形態学的研究において3次元(3D)再構成は必須の方法である。非侵襲的な観察の最適なプロトコルを探すため、X線ミクロ計算断層撮影(micro-CT)を用いる多様な軟体動物の貝殻と動物の3D可視化を試みた。軟体動物の石灰化部分は厚さの不均一性において驚くべき差異のあるケースを除いて簡単に可視化できる。貝のミクロ構造の3Dイメージングは困難であった。軟組織の可視化は画像の濃淡を強調する染色を要求する。特に、軟組織にとって、シンクロトロンX線微小断層撮影は明快な3D画像を作り出すための最も進化した方法である。3Dデータによって、形態的な定量化が促進され、非常に複雑な形態でさえ長さと大きさの計測が可能になった。ミクロ構造と組織学的詳細は他のミクロ技術によって補足されるが、X線のミクロCTは非常に最小化した軟組織の形態学的測定においてかなり有効である。

 

雑記

生物多様性の保持とかSDGsとか抜かす割には新型のウイルスには不寛容だな(ウイルスが生物かどうかの議論は一度置くものとする)