これはブログではない

生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

植物発生における空間の拘束

Przemyslaw Prusinkiewicz;..;Pierre Barbier de Reuille(2010.4, Journal of Experimental Botany)[Constraints of space in plant development]

 

理由

ラボで駄弁ってたら出てきたやつ

 

概要

自然にある全ての形と同じように、植物は空間の特性の影響を受ける。一方では、空間は同時に同じ場所で一つ以上の要素が存在するという構造を阻害する。この拘束の一般化によって、器官の近接と密度を制限する。他方、空間によって植物は成長を別々に制御することで3次元形態を作り出すことができる。これは、表面の距離特性とそれらのガウシアン曲率間の接続によって生じる。ここでは、空間の拘束内で発生する植物が用いる3つの戦略:他の次元への拡大、空間の平等な分割、そして空間の競合である。これらの戦略を、葉や花弁の曲面、複葉や花序の自己相似的な分岐構造、そして樹形の例を用いて説明する。これらの例によって、植物発生における空間の制約の基本的な役割と、植物の形を作る遺伝的制御と空間依存的に出現する現象の複合的な役割に注目する。

 

印象的な図

Fig4-7 どれも興味深いパターンが多くて一つに絞れない

 

雑記

節約のため自分で前髪を散発したが、なかなかうまくいって満足