全身性エリテマトーデス:最新
Carina M Grönhagen and Filippa Nyberg(2014.1, Indian Dermatol Online J.)[Cutaneous lupus erythematosus: An update]
理由
自分の研究関連
概要
全身性エリテマトーデス(LE)は、多くの異なる症状を示す慢性の自己免疫の多臓器疾患である。局所的な皮膚エリテマトーデス(CLE)はスペクトラムの一端で、もう一端は重度の全身性(SLE)である。LEの根底にある原因は未知であるが、その病因は多因子かつ多遺伝子であると考えられている。CLEは外観を損ねる慢性皮膚疾患であり、患者の毎日の生活に大きな影響を伴う。CLEは3つの主なサブセットに分けられる:急性CLE(ACLE)、亜急性CLE(SCLE)そして慢性CLE(CCLE)である。古典的な円状エリテマトーデス(DLE)が最も一般的な形態である。これらのサブセットは、臨床症状、症状の平均持続期間、そして組織的かつ血清的発見で定義される。しかし、3つのサブセットは臨床特徴に重なりがある。CLE患者は、日光にさらされた領域に多い、はっきりした皮疹を示す。この疾患は、紫外線によって誘導、悪化しうる慢性かつ再帰性の進行を示す。いくつかの異なる診断があることから、生検により病理組織学的にCLEの診断を確定することは重要である。CLEは慢性疾患であるため、定期的なフォローアップが重要であり、全身治療が必要な場合もある。
印象的な図
Fig2 臨床写真
雑記
何も予定がない日は気が抜けて昼まで寝てしまう