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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

抗炎症性サイトカイン

Opal SM, DePalo VA.(2000.4, Chest.)[Anti-inflammatory cytokines.]

 

理由

博論の参考文献

 

概要

抗炎症性サイトカインは、炎症性サイトカイン応答を制御する一連の免疫制御分子である。サイトカインは、特定のサイトカイン阻害因子と水溶性のサイトカイン受容体と協調して働き、ヒトの免疫応答を制御する。全身性炎症状態における炎症や病理的役割におけるそれらの生理学的役割が徐々に認識されてきた。主な抗炎症性サイトカインには、インターロイキン(IL)-1受容体アンタゴニスト、IL-4、IL-6、IL-10、IL-11そしてIL-13が含まれる。IL-1、腫瘍形成因子αそしてIL-18に対する特定のサイトカイン受容体も炎症性サイトカイン阻害剤として機能する。この総説では、抗炎症性サイトカインと水溶性サイトカイン受容体の特徴にも注目する。これらの抗炎症性サイトカインの現在と将来の治療利用もまとめる。

 

印象的な図

Fig.1 CD4+ Th細胞によるTh1とTh2反応の局在化とT細胞分化における抗炎症性サイトカインの役割

 

雑記

茜霧島うめぇ