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生物学(主に理論生物学)の論文を書くために読みます

衣装を簡単に変更する:コネキシン41.8が皮膚パターン変異を制御する

Watanabe, Masakatsu;Kondo, Shigeru(2012)[Changing clothes easily: connexin41.8 regulates skin pattern variation]

 

理由

近藤先生シリーズ6

 

概要

動物の皮膚パターンは彼らの生存にとても重要であるが、皮膚パターンに関係するメカニズムはまだ解かれていない。チューリング反応拡散モデルは、動物皮膚パターンがどのように形成されるかのよく知られた数学的説明を示し、このモデルは自然下で観察されるさまざまな動物パターンを予測できる。この研究では、広い間のあるまっすぐな縞や、狭い間のあるまっすぐな縞や迷路のような模様、そしてレオパードパターン(またはドーナツのようなリングパターン)などの様々な人工皮膚パターンを作るためにトランスジェニックゼブラフィッシュを使った。この過程で、mitfaプロモーターを用いてコネキシン41.8(またはその変異体)を異所的に過剰発現させた。特にレオパードパターンはチューリングモデルによって予測されるものとして作られた。結果により、動物皮膚の上皮細胞は多様なパターンを作る可能性と可塑性を持つこと、反応拡散原則は動物の皮膚パターンを予測できることを示す。

 

印象的な図

Figure2. 自然下の皮膚パターンとシミュレーションパターンの比較

 

雑記

こういう図を探していたんだ・・・(2回目)